2014/12/17

29er リジットフォークの比較 / 29er rigid fork comparison

かねてからの無用の長物だったサスペンションフォークをリジッド化しまして、おじぎ乗り(やまめ乗り)に関する気付きもあったので、そのあたりのノートです。

まずは、リジッド化からいってみましょう~

ジオメトリをなるべく変えたくないため、変更前のフォークのデータ収集。
・肩下寸法 495mm
・オフセット 46mm
・コラム径 1-1/8(OS)長さは190mmくらい
・ハブ幅 100mm 9mmQR
・ディスクブレーキ対応(なるべくならポストマウント)
これを元に、対応する29er用フォークを探します(安いやつで!)。
以下、製品名・肩下寸法・オフセット・その他の順で列挙します。
どれも、コラムやハブ幅、ディスクブレーキは対応しています。

    安価なクロモリsurlyのフォークをチョイスしました。
    wiggle注文したところ3日で到着。送料無料。もうこれでええやん。
    交換の作業としては、フォークのコラムに付いている下球押しを付け替えと、コラムのカットとスターナット、ディスクブレーキの取付けです。
    下球押し関係はgoogle先生の情報で十分。コラムカット~スターナットはこちらです。
    カットに用意した道具はこちら。
    SK11 パイプカッター PC-32とヤスリです。
    この道具でも、クロモリコラムはバッチリ切れました。
    補足情報として、、

    • 直径28.6mm厚み1.5mm程度のスチールパイプの切断OK
    • 直径27.2mm厚み2mm程度のアルミパイプの切断OK
    • 購入時に付いている刃はPSB-7(銅管・薄肉ステンレス管用)ですが問題なし。上記仕様より厚みのある管を切る場合は、PSB-2というステン用の刃にしたほうが良いかも?
    • 切るときには油を注す。チェーンオイルとか。

    この感じで使って、刃こぼれなどは無いみたいです。
    切断後の重さは1114gになりました。今までのフォークと比べると、1.4kgくらい軽くなっています。



    スターナットについては、打ち込まないタイプが楽かなあとこれにしました。FSA Compressor TH883 (1-1/8) (品番:160-3010) 
    六角レンチで締めれば良いだけなのでとても楽でした~
    ディスクブレーキはそのままでは付かないので、こういう部品が必要でした。シマノ SM-MA-F 160mm P/S スタンダードアダプター
    といった流れで、付け替えが完了しました。しかし、ここに来てしておけば良かったなあ、、という事が。
    本体がつや無しなのに、フォークだけつや有り!
    そのうち、つや消しクリアのスプレーを買ってきて塗りましょう。
    ここまでが、前半。
    ここからが、後半の自転車の中心について。

    フォークを付け替える事で、ジオメトリはほぼ変わらずに、前輪側が1.4kgも軽くなりました。乗ってみた感じは、自転車の中心が後ろに下がったのかなあという印象です。
    今までは、前へ前へと体重を乗せなければ進まなかったのが、それほど前へ乗せなくても進むような感じがします。

    例えば、速度を上げる時はお尻と手の荷重を抜くのですが、今までは斜め前上方へ体を動かしていた動作が、上方へ動かすだけでOKみたいな感じです。

    ここからは推測。
    バイブル「自転車の教科書」では、自転車の中心は車輪の間とあるのですが、これには、自転車の重心も関わっているのかなあと思うのです。

    つまり、前が軽くなったため、重心が後ろに下がり、同時に中心も下がったのではという考えです。
    後輪側に重りを付ければさらに重心は後方へ行くはずなので、実験検証してみたいなあ~


    関連記事→リジッドフォーク化による乗り味変化の原因

    <追記 2015.3>
    国内は29er関連製品の流通が少なくなってきているため、もっぱら海外通販が増えて来ました。
    そんなわけでwiggleに慣れておくのも必要かという状況になってきています。
    7000円くらい購入すれば送料無料で、今の所、4日くらいで届いてます。

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